わすれられたゆめ

虚無という概念、そこにあるもの

仕事をやめてからというもの

 

 

仕事をやめてから1ヵ月が経った。

 

毎日何をしているかというと、何をしているんだろう。自分でも分からない。他人に聞かれて困ることが多々ある。ずっとインターネットしてることには間違いない。インターネットは生命線だ。貴重な情報源だ。なくてはならないツールだ。仕事を辞めた今、自分を社会と繋げているのは紛れもなくこの四角い端末である。あとは主にうんこしてる。うんこはいいぞ。気持ちいいからな。

 

仕事を辞めた理由は、鬱だ。

私は多分生まれつき鬱病である。生まれたときから世界を斜めに見ていたし、アルバムを漁ればレンズの向こうの何かを恨むような目をした私の写真がごろごろでてくる(隣に写っている姉はアイドルスマイルを振りまいている)。学校生活はリストカットや自殺未遂をしながら、まあまあ、なんとなく、高校を卒業するまでやっていけた。と言っても実際つらかったので中学卒業までは記憶があまりない。

 

仕事を始めて最も耐えられなかったのは『大人の気遣い』。これに限る。具体的には

「これもらってください」

「えー悪いですよお!困りますう!」

「いいからいいから」

「ほんとに悪いですってー!」

みたいなやりとり。もっと例を挙げれば、細かいところに目配せしてあれやっておきましょうか、とか。周りがすごく気を遣うような人ばかりで、それを美徳とする空気があった。私は何か頂けば「えーいいんですか~ありがとうございます」と言って受け取りさっさとやり取りを終わらせてしまう。だってこんなやり取りすんのめんどくさくない?いけなくはないのだろうけれども周りから孤立したくない一心でわざとそういう対応を心掛けた。それと先輩が自分の分の仕事をやっておいてくれるときがすごく苦手で、お礼も言うし悪いことではないとは思っていても自己嫌悪で心が圧迫される。

素を出せる人がいなかったことも一因かもしれない。Dirが好きでアイドル追っかけてて毎日必ず死ぬこと考えてる10代女子(当時)が素なんて出したらえらいこっちゃワッショイワッショイな訳だが。あとはシンプルにただの年上を敬えない。ヨイショさえできない。興味ない人間と会話できない。嗚呼、何たる社会不適合者!!

書いていて嫌になってきた。そんなこんなで職場で眩暈がしたり眠れなくなったりしたので今年の2月から精神科通院を開始し、半年で10キロ痩せたりいろんな病でぐえーとなりながら、9月に退職した。

私はきっと人間と仕事がしたくない。これからどうやって生きていけばいいのだろう。この片田舎は興味のない人間と関わらずに仕事するにはあまりにも狭く、難しい。だからといってこの繋がりを捨ててまで都会へ行きたい気持ちもない。自分はなにがしたいんだろう。特に思い当たらないので何もしたくないんだろう。強いて言えばただ気持ちいいことがしたいだけ。うんことか。不確定なぼんやりした未来のことを考えると不安になってくる。ので、ワイパックスを飲みます、ごくん。

 

この社会不適合者のできることは限りなく少ない。実際できないじゃなくてやらないだけなんだけども。やりたくないのだから仕方ない。やればできる但し自殺を企図する、そんなのはできるに入りません。根性論者は黙ってろよ。そりゃやろうと思えば何でもできるって知ってるよ。代償が大きいからしないだけだモン。

……誰に言い訳してんだか。

 

これからどうするかって、よく分かりません。気が向いたら働くし、気が向いたら死ぬ。思うとこ様々あれど、将来のことは考えなくていいって親にも医者にも言われてる。ただ現状睡眠サイクルぐちゃぐちゃだし毎日サインバルタ飲まないと生活できないしできるだけ家から出たくない、しかも1人で出かけるのが怖い、こんなんで働けるかって、どーなんだか、やりたいこともないのに、ねえ。

結局のところ何かしたいけど何をしようか迷っていて、あと一歩が踏み出せず、フラストレーションばかりが蓄積してもやもやしてんだわ。自分と同じような人間がこの世にはごまんと存在するんだろうな。カッコ悪。一度きりの人生やりたいことやらなきゃ損とは思いつつ踏みとどまってる今は有意義な時間と言えるのだろうか、甚だ謎。